会社紹介

2018年日本の国際航業株式会社(以下「国際航業」) は、台湾のSINOTECH ENGINEERING CONSULTANTS, INC. (財團法人中興工程顧問社、以下「サイノテック」)、合弁子会社THINKTRON LTD. (興創知能股份有限公司、以下「TTL」)を設立しました。TTLは、【Smart X Green】を行動指針にし、スマート技術を通じて、持続可能な開発ができる環境を築こうとしています。
日台出資会社両社とも、強力な多分野技術と統合型サービス提供の経験を有しています。国際航業は1947年に設立し、現在は日本トップクラスの地理空間情報コンサルタント企業に成長しました。主要事業は地理空間情報、防災・環境、社会インフラ、エネルギーであり、海外事業の展開にも力を注いでいます。サイノテックは、政府の公共工事推進に協力することを目的として、1970年に設立されました。主な分野は土木・水利、持続可能な環境、エネルギー・電力で、ここ数年は積極的に国内外の重要な経済建設計画に参加しています。インドネシア、フィリピンやベトナム等の国とラテン・アメリカ地域の国の建設に協力したこともあります。
TTLは、サイノテックの強みである土木分野での技術と、国際航業の強みであるGIS、ICT、Big Data、IoT、AI等の情報技術を融合し、オープンデータとモニタリング データを活用し、新しいデータ市場を創造します。 両社が有する技術、人材、ノウハウ及び取引先を、TTLを通じて共有することにより、サービスプラットフォームとAPI(Application Programming Interface)の提供も可能になっています。これにより、多分野に渡り、スマート化した革新的なビジネスモデルを展開することを目指します。
TTLは国際航業とサイノテック、両社の長所を生かし、互いの技術を融合することを目的にして、多分野にわたり、イノベーティブなビジネスモデルを開発しようとしています。スマート防災、スマート交通、スマート水管理、スマートエネルギーとi-Construction、この五つのトレンドを主な業務内容にして、「スマート空間情報サービス業」として定着しようとしています。これからは台湾を実践の場にする以外にも、東南アジアを中心にし、海外においての新たな事業を開拓しようとしています。